コラム

  • リフとランの違いとは?ゴスペル初心者が本場の歌唱を習得する5ステップ

    リフとランの違いは「音の長さ」と「動きのニュアンス」にある

    ゴスペルやR&Bを聴いていると、一言の歌詞に対して自由自在に音を操る、鳥肌が立つような歌唱を耳にすることがあります。実は、この「リフ(Riffs)」と「ラン(Runs)」という言葉、プロの歌手やトレーナーの間でも厳密に使い分けられていないことが多々あります。しかし、初心者が本場のニュアンスを掴むためには、そのわずかな違いを理解することが上達への近道です。

    結論からお伝えすると、リフは「短い装飾的なフレーズ」、ランは「階段を駆け上がる(または降りる)ような長いフレーズ」を指すのが一般的です。これらを総称して「メリスマ」と呼ぶこともありますが、ゴスペルの世界ではより直感的に、音を転がす技術として親しまれています。ジャマイカ出身で、日本での活動が20年を超えるジョン・ルーカスも、この技術を駆使して聴き手の心に響くメッセージを届けています。

    この記事では、リフとランの違いを明確にし、初心者が無理なくこの技術を習得するための5つのステップを、John Lucasの指導実績に基づいた視点で解説します。

    リフ(Riffs)とラン(Runs)の具体的な違い

    リフ(Riffs):楽曲に彩りを添える「決めフレーズ」

    リフは、比較的短い音の動きを指します。3音から5音程度の短いまとまりで、メロディの語尾やフレーズの合間に「キラリ」と光る装飾を施すようなイメージです。ジャズやロックにおける「ギターリフ」と同じように、その曲を象徴するような印象的な動きをすることが多いのが特徴です。初心者の方は、まずこの短いリフから練習を始めるのがおすすめです。

    ラン(Runs):音の階段を駆け抜ける「疾走感」

    一方でランは、その名の通り「走る(Run)」ような動きを指します。1オクターブ以上の広い音域を、流れるようなスピード感で一気に歌い上げる技術です。ゴスペルのクライマックスで、感情が溢れ出したかのように音を繋いでいく様子は、まさに圧巻です。ジョン・ルーカスが日本武道館や「のどじまんTHEワールド」などのステージで見せる、ダイナミックな歌唱はこの「ラン」の技術が支えています。

    初心者がリフとランをマスターするための5ステップ

    「自分には難しそう」と感じるかもしれませんが、正しい手順で練習すれば、誰でも少しずつ音をコントロールできるようになります。以下のステップを参考に、楽しみながら挑戦してみましょう。

    ステップ1:本場の音を「聴き込む」ことから始める

    まずは、リフやランがどのようなタイミングで使われているのか、耳を慣らすことが重要です。John Lucasのオリジナル楽曲や、彼が影響を受けた本場ジャマイカ・アメリカのゴスペルを聴いてみてください。最初は「すごいな」と感じるだけで十分ですが、次第に「あ、今音が3つ動いたな」と分解して聴こえるようになります。この「聴く力」が、自分の声をコントロールする土台となります。

    ステップ2:ペンタトニックスケールを体に染み込ませる

    ゴスペルのリフやランの多くは、「ペンタトニックスケール(5音音階)」に基づいています。ド・レ・ミ・ソ・ラの5つの音を、まずはゆっくりと上下に歌う練習をしましょう。ピアノやアプリの音に合わせて、一音ずつ正確に当てる練習を繰り返すことで、喉が音の幅を覚えていきます。ジョン・ルーカスのワークショップでも、この基礎的な音階練習は大切にされています。

    ステップ3:母音を「あ」や「お」に固定して練習する

    歌詞がついた状態で音を動かすのは難易度が高いため、まずは一つの母音だけで練習します。特におすすめは「あ」や「お」です。口を適度に開け、喉の奥をリラックスさせた状態で、3音程度の短いリフを繰り返します。このとき、John Lucasが提唱するように、お腹の底(腹式呼吸)から声を支えることを意識すると、音がブレにくくなります。

    ステップ4:スロー再生で音を完全にコピーする

    憧れのフレーズを見つけたら、スマートフォンの機能などで再生速度を落として聴いてみましょう。速すぎて聞き取れなかった音の動きが、スローにすると明確に見えてきます。その一音一音を、ゆっくりしたテンポで自分の声でなぞっていきます。「ゆっくりできないことは、速くもできない」というのが歌唱上達の鉄則です。正確になぞれるようになったら、徐々に元のテンポに戻していきます。

    ステップ5:感情(スピリット)を乗せて歌う

    技術的に音が動かせるようになったら、最後に最も大切な「感情」を込めます。ゴスペルは単なるテクニックの披露ではなく、希望や喜び、感謝を伝える音楽です。ジョン・ルーカスが東日本大震災の復興支援活動で歌い続けてきたように、誰かのために、あるいは自分の心の底からの叫びとして歌うことで、リフやランに命が吹き込まれます。完璧に歌おうとするよりも、その一音にどんな想いを込めたいかを大切にしてください。

    よくある誤解と注意点

    • 誤解1:音が多ければ多いほど上手い
      リフやランは、あくまで楽曲を輝かせるためのスパイスです。多用しすぎるとメロディの良さが消えてしまうこともあります。「ここぞ」という場面で使うからこそ、聴き手の心に響きます。
    • 注意点1:喉だけで歌おうとしない
      喉を締め付けて音を動かそうとすると、喉を痛める原因になります。常にリラックスし、腹筋で声をコントロールすることを忘れないでください。
    • 注意点2:音程を曖昧にしない
      速いフレーズになると音が「滑って」しまいがちです。一つひとつの音の「住所(音程)」を明確に捉える意識を持つことが、プロのようなキレのあるランを生み出します。

    ジョン・ルーカスと一緒にゴスペルの楽しさを体感しよう

    リフやランの技術を磨くことは、自分の声を自由に操る喜びを知ることでもあります。宮城県角田市PR大使やジャマイカ観光親善大使も務めるジョン・ルーカスは、全国13会場でのゴスペル指導を通じて、多くの初心者に歌う楽しさを伝えてきました。

    「のどじまんTHEワールド」で特別賞を受賞した彼のアドバイスを直接受けられる環境は、あなたの歌声を劇的に変えるきっかけになるはずです。一人で悩むよりも、仲間と一緒に声を合わせることで、技術以上の感動を味わうことができます。東北大学大学院を修了した知性と、ジャマイカ出身の情熱を兼ね備えたJohn Lucasの指導は、初心者の方にも分かりやすく、心温まる体験となるでしょう。

    歌うことは、心を元気にし、前向きにする力があります。あなたがリフやランをマスターし、自分らしく表現できる日が来るのを応援しています。まずは一歩、踏み出してみませんか?

    次へのステップ:お問い合わせとアクション

    • ゴスペル教室の体験レッスンに申し込む:全国各地で開催中のクラスで、本場の指導を体感しましょう。
    • 公演・ワークショップの出演を依頼する:自治体や教育機関、イベント主催者様からのご相談も受け付けています。
    • オンラインゴスペルカレッジに参加する:自宅から気軽にJohn Lucasのレッスンが受けられます。
    • 最新スケジュールを確認する:コンサートやライブで、本物のリフとランを体感してください。
    • オンラインショップでCDを購入する:繰り返し聴くことで、耳を鍛える最高の教材になります。

    お問い合わせは、https://jl-music.com/ のフォーム、またはお電話(022-766-9591)にてお気軽にご連絡ください。InstagramやFacebookでも最新情報を発信中です。あなたの歌の旅を、John Lucasと共に始めましょう!